愛の渦を観た

前々からちょっと気になってたので見てみた『愛の渦』

 

2014年、恋愛映画、監督三浦大輔、邦画、R18

 

キャスト池松壮亮門脇麦新井浩文滝藤賢一窪塚洋介など

 

あらすじを一言で言うと、「乱○パーティーに集まった男女の一晩」

 

以下ネタバレも入るので注意

 

 

初対面の男女がいきなり○○する訳だけど、そこに至るまでの会話がリアルで、気まずさにこっちまでうわぁとなる。あと外見的な問題から「あいつとはやりたくねえよ」とかリアルな喧嘩が始まったりもするのだが、一応乱○パーティーなのでパートナーを変えてやらなくちゃいけないから、無理にしたくない相手ともしなくちゃいけない。後半はただの苦行にしか見えなかった。

 

昔の日本の盆踊りも乱○の名残って言われてるけど、この映画見ると情緒とかもなくて、ただただつまらなそう。こういうのは夏の夜の暗闇の中とか、ある意味特別な空間で酩酊状態でやるものであって、ふつうのマンションの一室とかでやってもよくないのではと思った。

 

しかしそんな汚い空間だからこそ、池松壮亮門脇麦に好意を抱いているピュアな部分が際立って、そこが良かった。私は恋愛ドラマと恋愛漫画が大嫌いで、他人の恋愛を見せつけられるのはポルノだと思っているけど、そんな私でさえ「頼むから、この二人を明るい太陽の下でカフェでほのぼのデートさせてやって」と思った。それくらい、男女のむき出しの性欲だけを延々と見続けるのはキツイ。

 

でも、映画を通してその世界を体験するという意味で、この映画は非日常に連れて行ってくれるのは確か。映画の終盤朝が来るとこっちもどっと疲れたし、なんかほっとした。あと自分も時間の経過を表すためにところどころにAM 12:00とかはいるのが、村上春樹アフターダークっぽくてよかった。

 

役者が全員はまってて、そこには一切文句はなかった。池松壮亮門脇麦はどっちも可愛いし、窪塚洋介のスタイルの良さと異様な存在感は流石だった。門脇麦の出ている映画をもっと見たい。『二重生活』と言うのも見てみたい。